今回はマザーハウスのアンティーク スクエア バックパックに底鋲を付けてみて、一年経過したので使ってみた感想も含めてまとめてみました。
マザーハウス アンティークスクエアバックを買おうと思ったのか?
去年の4月から新しい会社に転職し、その会社はスーツ必須だったのでスーツに会うリュックを探していました。
探していたところ、マザーハウスのスクエアバッグの四角くてフォーマルで上品な佇まいなデザインに惹かれて購入。
私はアンティークブラックを選んだのですが、それぞれ個体によって革の風合いが少し違うので、実際に店頭に行って同じ色でも並べてじっくり選ばせてもらいました。
気になる方は実際にお店に足を運んでみるのが良いと思います。
中がおしゃれな生地が縫い付けてあり、開けた時になんで素敵なカバンなんだ…!とちょっと感動したのを覚えています。
MOTHER HOUSE 公式HP:https://www.motherhouse.co.jp/collections/mens
付けようと思った理由
・底面が擦れる
・倒れてしまう
電車や外出先での打ち合わせ時に床に置くことが多く、その際に底面が擦れてしまうのが気になっていました。
それに、荷物の偏りがあると倒れてしまうのが嫌だったので、底鋲をつけたら解決するのでは…?と思い、付けようと思いました。
底鋲の付け方
写真を撮り忘れたのでイラストで説明します。
底鋲をつけるだけだとあまり安定しなさそうだなぁ…と思ったので、より安定を求めて底板もつけることにしました。
①道具を揃える
底鋲
色はこのアンティークゴールドがオススメです!
アンティーク スクエア バックパックの金具の色合いとすごく近いので、違和感なく仕上げたい・一体感を持たせたいという方にはおすすめ。
穴あけ
底鋲を付けるために穴を開ける必要があり、綺麗に仕上げるには千枚通しみたいなのでただ開けるのではなく、穴の形にくり抜く必要があります。
ゴム台
トンカチでゴンゴンする作業があるので、ある方が音が響きにくくなるので気になる方はあると良いと思います。
トンカチ
穴あけをする際に使います。家にカナヅチとかがある場合はそれを使っても大丈夫です。
②印をつける
穴を開けるための印を付けます。
4箇所でも良いのですが、重いものを入れることが多く中央がたわんでしまうので、真ん中にも付けました。
③穴を開ける
外側からカバンの中側に向かって力を入れることになるので、カバンの中に台?支え?を入れる必要があります。
私はたまたま家にツーバーフォーの角材があったので、それを使いました。
一応、アマゾンでもツーバイフォーの角材買えます。
④底板にも印をつける
底板をカバンの底面のサイズに合わせてカットします。
その際、角を丸くすると内側の布に傷が付きにくくなるので気になる方はカットしましょう。
印をつける際は、カットした底板をカバンの中に入れて、カバンに開けた穴から印をつけるとズレずに付けられますよ。
⑤底板に穴を開ける
底鋲でしっかり固定出来るように底板にも穴を開けます。
ゴム板の下にもタオルを入れるとより音が軽減されますよ。
⑥底鋲をつけ合わせる
あとは全てを合わせて底鋲をしっかりと締めると完成。
⑦完成
準備までが地味に面倒ですが、器具が揃ってしまえばあっという間に終わります。
実際につけてみた感じ
「機材をしっかり揃えれば、腕はなくてもある程度のクオリティに達する」という言葉を聞いたことがありますが、まさにそういう感じで、元からついていたように感じるくらいしっくりくるクオリティに仕上がりました…!
金具の色も合わせたので、全く違和感がありません。
中の写真↓
付けてみて1年使った感想
床に置くと非常に安定していながら、底鋲もついているので汚れる心配も無くとても使いやすかったです。
スクエアバックは持ち方や、荷物の偏りによって型崩れしやすいと聞いていましたが、底板もしっかりとしていて、カバンに掛かる重さの偏りが少なかったというのもあり、あまり型崩れも少なく済んだと思いました。
この1年間綺麗に使えて良かったです。
まとめ
底鋲は道具さえしっかりと揃えることが出来れば意外とカンタンに付けることができました。
この器具さえあれば、大抵のバッグに底鋲をつけることが出来るので他に付けたいカバンがあったら付けてみても良いかもしれません。
ただ、改造になってしまうのでブランドによっては修理サービスが受けられなくなってしまう恐れがあるので注意しましょう。